2010年06月17日

日本人の創造力・設計力は、FIFAランキングと同じくらい?

今日、オルタナ・プレミアム(8号)を配信した。

その中で、日本経済新聞の清水正巳編集委員の記事が秀逸だった。
清水さんは長らく環境問題を担当してこられた、大先輩の記者でもある。

タイトルは「できない理由探しより、挑む『気概』が必要」。

特に共感したのは下記の箇所だった。

どんな分野でも国際的な枠組みづくりで日本の最大の弱点といえるのは、制度設計能力に乏しいことだ。ほかの先進国に比べ、理念を示して目標達成に向かう具体的な制度の提案力に欠け、欧米追随か、細部を若干修正させて貢献したように見せかけることが多い。

その最たるものが環境問題という論調だ。
排出量取引、CDMなどは、海外の仕組みを取り入れて、日本型に修正したという典型だ。

ここでふと、上の文章の一部を読み替えると、そのまま日本のサッカーにも言えるのではないかと思った。

制度設計能力 ⇒ サッカーの試合での組み立て
目標達成   ⇒ ゴール(得点をあげること)
提案力    ⇒ シュート力
欧米追随   ⇒ サッカーでも同じ

サッカーにしても、政治・経済の枠組みづくりにしても、
日本人は「ゼロからの組み立て」、つまり創造力と設計力が弱い。
その代わり、最初からある何かの細部を修正するなど、細かな立案と行動力なら得意だ。

日本のGDPは長らく米国に次いで、世界第2位だった。
これは日本野球が米国についでずっと世界第2位だったことと似ている。

ところが、これがことサッカーになると、FIFAランキングの通り
世界40位程度だ。これは一人当たりGDPのランキングと近い。

この辺りが、細かな戦略と実行力での強さ(野球型)と、
「創造力」を駆使したゼロからの制度作り(サッカー型)に
類型化できるのではないか――と思った。

野球は強いがサッカーは弱い。これはまさに日本人の国民性を現している。








posted by setsumo at 20:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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