2010年05月05日

やはりマイ箸は評価したい――マイ箸では森を守れない(その3)



過去2回のブログで、プラスチック箸はもちろん、マイ箸でも森を守ることはできないと書いた。

それ自体は今でも正しいことだと考えているが、一つだけ心残りな点がある。

それは、やはりマイ箸を使っている人に対して、「マイ箸は無意味だ」などとは、なかなか言えないということである。

環境問題に目覚めた人が、まず身の回りからできることは何かと自問すれば、それがマイ箸であり、これを否定することはやはりできない。

また、筆者の経験から言っても、環境問題に真摯に向き合っている人はマイ箸を持っていることが多い。

彼らに対して「マイ箸は意味がない」とは、やはり言うことができない。

「オルタナ」というメディアを主宰している身として何より大切なのは、一時のブームに終わらせないこと、正しい知識を伝えることである。

その意味で、マイ箸を推奨しつつも、割り箸の良さ・大切さを伝えていきたいと思う。
posted by setsumo at 22:47| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オルタナ2号から愛読しています。
いつも興味深く、楽しい記事、ありがとうございます。

私もマイ箸を持ち歩いていますが、私もこれで森林を守れるとは思いません。

それよりもマイ箸を持つことによる2つの精神的変化が重要だと考えています。

1つは、エコバックもそうですが社会的な構造の変化などが起こるときは、
「心」「技」「体」の3つが全て一定レベルに達しないといけないといけないと思います。
その「心」の部分の変化に大きな影響を及ぼすと思うからです。
つまり、環境に対する興味が高まり、変化に対する寛容性が大きくなること。

もう1つは、食べるということに対する意識の変化です。
自分のお気に入りの箸使うことで、同じ食事でも割り箸を使うより、おいしく感じる気がします。
さらに漆塗りの箸を使えば、日本の伝統文化に日々触れることもできます。

以上の2つの理由で、私はマイ箸を使うことに賛成しています。

広島大学の一部の生協では、
国産材の割り箸(共同作業所で作ったもの)を提供しており、
1円を有志で募金して下さいという張紙とともに説明も書いてあります。
(意図を理解&認識してもらうため、1円もらっています)
なので、そこにいったら割り箸を使いますよ。

なかなか難しい問題ですね。
Posted by あさみん at 2010年05月30日 18:29
あさみんさん、コメント有難うございます。
僕も結局は、マイ箸肯定派になりました。できるだけマイ箸を使っています。

心の変化に大きな影響を及ぼす、ってその通りですね。僕の周りでも、マイ箸をきちんと使っているひとは、ちゃんと環境のことを考えている人が多いと思います。

僕は、コンビにでも飲食店でも、箸が有料化され、皆が当然のように10円を支払うシステムが良いと思います。もちろん国産箸に限ります。
このシステムをオルタナとして提唱したいと考えています。
Posted by 森 摂 at 2010年05月30日 18:46
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