2009年10月27日

オルタナ16号は本日発売です/モスフード櫻田厚社長の「金」「銀」「銅」の名刺とは

いつもお世話になっております。
オルタナ16号は本日、全国の書店で発売されました。
定期購読の皆さまには今週中に届く見込みです。

オルタナは今号から全国書店のほか、
パタゴニアの全直営店(15店)で
販売して頂くことになりました。

具体的にはパタゴニア札幌北店、アウトレット札幌南、仙台店、
東京・目白店、東京・渋谷店、オーシャン、東京・神田店、
鎌倉店、横浜・関内店、ベイサイド・アウトレット店、
名古屋店、大阪店、アウトレット江坂、神戸店、福岡店です。

各店の住所は下記サイトで検索できます。
http://www.patagonia.com/web/jp/locator/index.jsp?OPTION=FIND_PATAGONIA&assetid=5551&ln=20

ちなみに、パタゴニア創業者イヴォン・シュイナードさんの
自伝的経営書「社員をサーフィンに行かせよう」(東洋経済
新報社)は、環境と経営の両立を目指すビジネスパーソンには
必読の1冊です。

私事ながらオルタナ・森がこの本を翻訳したのですが、
イヴォンとの出会いは、オルタナを創刊する大きな
きっかけになりました。皆さまにも改めてお勧め致します。

今号のオルタナパーソン(編集長インタビュー)は、
モスフードサービス社長の櫻田厚さんです。櫻田さんは普通の
白色の名刺のほか「金」「銀」「銅」の名刺をお持ちです。

これを何に使うのか。そこに、櫻田さん独特のチェーン・
マネージメントの秘訣が隠されています。
詳しくは、オルタナ16号をお読み下さいね。

今号の主なコンテンツは下記の通りです。

◆第一特集: グリーン革命が始まった:「25%削減」は日本のチャンス
◆第二特集: クルマの未来をメーカー5社の技術担当者が語る
◆第三特集: 水素社会は「島」から始まる
  世界初、自然エネルギーの水素コミュニティ

◆オルタナティブ文明論(連載=田坂広志)
 市場原理主義を超える「CSR」の潮流
◆エゴからエコへ(連載=田口ランディ)「これは日本の常識?」

◆マエキタ流(連載=マエキタミヤコ)
 中止ショックは政権交代ショック。ダイアログカフェで
 乗り越えよう。――国民主権力、八ッ場ダム中止、
 全国に広がるトトロの森

◆alt keyword(連載=もり・ひろし)「ISO26000」ほか
◆エコスゴいトレンド情報(連載=greenz.jp)
 世界に広がるビル型農場構想
◆地球環境を映像で読む(連載= Green TV Japan)「環境教育の効果」

◆CSRトピックス 「国内線全便でカーボンオフセット」ほか
◆CSR経営論(連載=坂本文武)「セレンディピティが変革を起こす」
◆ジョン・ウッドからの手紙(連載=ジョン・ウッド、
 ルーム・トゥ・リード創設者)「日本独自のチャリティを」

◆エコのご意見番(連載=木内孝、イースクエア会長)
 行動原則は「自然に良いか悪いか」
◆NPOトピックス 「買い物でタイのHIV孤児を支援」ほか
◆NPOフロンティア(連載=原田勝広、日本経済新聞編集委員)
 君はチェ・ゲバラになれるか

◆ハングリー・フォー・ミッション(連載=今一生)
 サステコ「大学生の環境意識を高めたい」
◆U―40が日本の政治を変える(BNJ)「政権交代。」と「自己改革。」

◆ニュースエッジ 「カナダ発の自転車シェアが人気」ほか
◆藤井教授の環境金融論(連載=藤井良広、上智大学大学院教授)
 アジア域内の単位の温暖化対策
◆オルタナティブな空間(連載=馬場正尊、建築家)
 快適で美しい本当のエコハウスとは

◆KIYOの哲学(連載=南清貴、井上敬)「大豆本来の味を楽しむなら」
◆グリーン・グルメ・ガイド(連載=岡村貴子)
 ARTISAN TERRA「職人がつくる希少な有機JAS認証のパン」

◆もう一つの話題作(連載=古賀重樹、日本経済新聞記者)
 「アニエスの浜辺」――理知派女性監督の情熱
◆後書きの余韻「目に見えない資本主義」(田坂広志)

◆オルタナSELECT 「日本の暦で毎日を元気に楽しむ」
◆エシカル・ファッションの旗手たち(連載=生駒芳子)
 ラグジュアリーの未来が宿る森
◆東京ポタリング(連載=山本修二)小松菜のふるさと江戸川区を走る
◆パタゴニア大自然紀行(連載=さかぐちとおる)港町で見た朝焼け
◆オルタナの輪――オルタナ株主さまやABC(オルタナ・
 ビジネス・コミュニティ)会員さまからの情報  

■■■■オルタナ編集長 お勧めイベント■■■■

◆グリーンジョブ国際シンポジウム
 ――環境の時代 仕事・生き方どう選ぶ?――
とき:10月31日(土) 13:00〜17:00 (開場12:30)
ところ:御茶ノ水 YMCAアジア青少年センター スペースワイホール
主催:A SEED JAPAN
オルタナ編集部とご縁の深い方々が登壇されます。
会場では、オルタナ別冊「グリーン天職バイブル」も販売!
http://www.aseed.org/info/info09_1031.html

◆イースクエアビジネスフォーラム
トリプル・ボトムライン(TBL)から持続的価値経営(SVM)へ
 〜持続的価値を追求する次世代型CSR・環境経営とは〜
とき:2009年11月12日(木)15:30〜18:00(開場15:00)
ところ:東京FMホール東京都千代田区麹町1丁目7番 FMセンター2F
参加費無料(事前申込制:当日は参加証をご持参ください)
※参加証はお申込みいただいた後、メールにてお送りいたします。
主催:株式会社イースクエア
詳細は下記のサイトをご参照下さい
http://www.e-squareinc.com/news/2009/pdf/091112BusinessForum.pdf

◆気候変動 国際シンポジウム―― 鳩山イニシアティブとCOP15
各国の目標/義務、途上国への資金/技術支援、
カーボンマーケット/排出量取引/CDM
主催:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
とき:2009年11月26日(木) 18:15〜21:30
ところ:ベルサール飯田橋 1階 HALLA・B
参加費:2,000円(JACSES賛助会員:無料、サポーター:半額)
お申込み・詳細: http://www.jacses.org/form/form_event.html

いつもながらの長文、失礼致しました。


編集長メルマガの趣旨に賛同頂けましたら、ご同僚やご友人に
是非、お勧め下さい。メルマガ登録はこちら
⇒ http://www.alterna.co.jp/meruma/index.html

オルタナ編集長 森 摂


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2009年10月20日

「CO2の25%削減」の可能性を論じ合う前に必要なこと

環境と社会貢献と「志」のビジネス情報誌「オルタナ」次号16号は
無事、先週校了し、現在印刷工程にあります。
全国の書店では10月27日に発売され、定期購読の方にも同じころ
ご自宅に届く予定です。どうかお楽しみに。
(オルタナのご購入はこちら
 →オルタナオンラインショップアマゾン富士山マガジンサービス
 *予約はアマゾンで可能です)

今号の第一特集は「グリーン革命が始まった
 ――CO2 25%削減は日本のチャンス」 と題して、鳩山首相が
国際公約した25%削減は、日本が低炭素化社会、持続可能な社会に
大きく舵を切るためのチャンスであり、企業にとっても、国際競争力を
つけるためにもデメリットよりメリットの方が大きい――という論調を
展開しています。

特集の中では、
西岡秀三・国立環境研究所特別客員研究員、
浅岡美恵・気候ネットワーク代表、
福山哲郎・外務副大臣(参議院議員)、
谷達雄・リコー理事・技師長・社会環境本部本部長――の各氏に
寄稿や取材対応をして頂きました。改めて御礼申し上げます。

鳩山首相の25%削減宣言については、いまだ産業界を中心に
「企業や家庭のコストが増え、景気回復の妨げになる」
「特に企業はこれまでにも温暖化対策に取り組んでおり、
これ以上の削減は無理」
「目標を達成できなかった場合、国や国民の負担は膨大である」
――などとの批判が起こっています。

前回の編集長メール「CO2の25%削減で家庭の可処分所得が
年間36万円減る」はウソ――に対しても、私の日本経済新聞時代の
先輩記者Iさんや、立命館大学の学生K君、そのほかたくさんの方から
批判や質問のメールを頂きました。

その方たちの意見の多くを集約すると結局、「25%削減できるのか、
できなかったらどうするのか」という命題に落ち着きます。

僕も鳩山宣言以来、常にこの命題について考え続け、
悩んできました。その結論は、下記の通りです。

――25%削減が達成できるかどうかは、政府による環境政策の
制度設計にすべてかかっている。つまり、設計次第で、できるかも
知れないし、できないかもしれない。
むしろ、できるできないかを論じ合う前に、
「日本が将来、どんな国になるべきなのか」を皆で考えるのが
先ではないだろうか――

自動車メーカーや鉄鋼業のCO2排出量が08年度、景気後退によって
大幅に減少したことは16日の日本経済新聞で大きく取り上げられました。
しかし、景気後退によるCO2削減は「あるべき姿」ではないはずです。

日本の経済社会が、かつての高度成長ではない健全な成長を遂げ、
多くの社会問題を解決し、国民が豊かさを実感できるような社会が
求められています。そのためには「持続可能な社会」を目指すことが
不可欠です。

今までのようにコンクリートと鉄で箱モノや高速道路、ダムを作り続けるの
ではなく、第一次産業や自然エネルギー、環境の先進技術、社会問題の
解決などにヒト・モノ・カネを投入すべきでしょう。

そしてその過程で、日本が2020年までに25%の削減に向けてのロードマップを
世界に提示できれば、日本は他国から尊敬され、手本になり、国際競争力も
高められます。昨年取材した、スウェーデンのカールグレーン環境相も
「スウェーデンの戦略は、環境と経済を両立させること」と話していました。

鳩山首相の国連演説は、日本の首相が国際政治の場で喝采を浴びた
例としては、本当に久しぶりです。彼の発言はまだ、「仏をつくって魂を
入れず」なのかも知れません。しかし、その魂は、私たち一人ひとりが
つくり上げて考えていくべきなのではないでしょうか。

■オルタナ編集長 お勧めイベント
1)サティシュ・クマールさん講演@京都 11月11日 18:30-
  『地球巡礼ー平和と健康を取り戻す新しい生き方ー』 前売り1000円
  http://blog.goo.ne.jp/yrs-t103/e/bd4233cda31a8a131cadd0b9f5e6f08e
2)枝廣淳子さんの講演@追手門学院大学 11月14日 13:30-15:30
  「持続可能な経済社会の構築をめざして」 入場無料
  http://www.otemon.ac.jp/chair/news.php?id=579
3)GREEN STYLE フォーラム 明日10月20日午後7時〜 入場無料
  @城西国際大学ビジネスデザイン研究科(紀尾井町)
  オルタナ編集長・森 摂「政権交代がもたらすビジネス変革を読み解く」
  http://e-greenstyle.net/GSforum/
4)東京工業大学ノンプロフィットマネジメントコース公開講座(全5回)
  「Change the World ―日本の社会起業家が語る社会イノベーション―」
  平成21年11月5日(木)〜12月17日(木) 木曜夜 毎回18:30〜
    http://www.soc.titech.ac.jp/~soc-entre/  受講料無料
5)環境経営学会から 環境研究公募に関するお知らせ
    http://www.env.go.jp/policy/tech/koubo.html

いつもながらの長文、失礼致しました。


オルタナ編集長メルマガの趣旨に賛同頂けましたら、
ご同僚やご友人に是非、お勧め下さい。メルマガ登録はこちら
⇒ http://www.alterna.co.jp/meruma/index.html
10人以上勧めていただいた方(自己申告)には、オルタナ特製
「オルタナシール」をお送りします。パソコンのALTキーに貼る、
可愛いシールです。

どうぞよろしくお願い致します。

オルタナ編集長森摂

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2009年10月15日

「温室効果ガス25%削減なら可処分所得が年間36万円減る」はウソ

いつもお世話になっております。
オルタナの次号、16号は現在校了作業が佳境に入っており、
編集部一同、日夜頑張っています。

16号の発売は10月27日。定期購読の方にも、そのころご自宅に
届く予定です。

次号の第一特集(緊急特集)は
「温室効果ガス25%削減は日本のチャンス」です。

鳩山首相が国際公約した温暖化対策については、コストだけをとらえて
後ろ向きに考えるのではなく、日本の経済社会が大きく変わるチャンスであり、
日本の競争力を高めるための好機である、との論調を展開します。

その中で、最近よくマスコミで取り上げられているのが
「温室効果ガス25%削減なら、可処分所得は一世帯あたり
年間36万円減る」という見方です。

この数字の根拠は、麻生前政権が温室効果ガスの中期削減目標を
決める際に、内閣官房の中期目標検討委員会などで出てきた資料です。

ただ、これには大きな誤解があります。 

環境省の地球環境局地球温暖化対策課の担当者さんは、
下記のように説明してくれました。

《「年間36万円」というのは、
2020年に温室効果ガスを25%削減した時(可処分所得予想555万円)と、
削減しなかった時(可処分所得予想591万円)の差が36万円あるというだけで、
「現在の可処分所得(05年、479万円)から36万円減る、というわけでは
決してありません。むしろ所得は76万円増えるのです》

さらに環境省・担当者さんは
1)この数字にはグリーンニューディールなど、温暖化対策のプラス効果が
入っていない
2)高波や旱ばつ、マラリアなど温暖化対策を取らなかった時の被害コストが
入っていない
――などの指摘をしていました。つまり、温暖化対策によるコスト(光熱費の
増加など)だけを捉えて、しかも、現在より36万円も可処分所得が減るかの
ような誤った見方や報道は、かなり問題があるというのです。

また、25%削減のために今後導入されるであろう、環境税(炭素税)は、
これまでの議論では「税収中立」(納税者の負担は変わらない税制)です。
環境税としての税収を年金財源に充てているドイツなどがお手本です。
つまり、環境税税が導入されたからといって、そのまま可処分所得が減る、
という論理は成り立ちません。

つまり、結論的には、「年間36万円」という数字自体が、かなり怪しい
存在であることが分かります。グリーンニューディールで経済が活性化すれば、
GDPや可処分所得は上向くはずですし、何より国民負担は、今後の
温暖化対策の設計次第で大きく変わります。CO2削減で頑張った人は
報われ、頑張らない人は多くを払う仕組みが必要なのは言うまでもありません。

このメールを読まれている賢明な読者様は、「温暖化対策を進めると
家計に大きく響く」――という誤解をされないことをお勧めいたします。

環境問題は、このように、変な数字の一人歩きや、誤解、風説が本当に
多い分野です。オルタナも気をつけたいところです。

オルタナ編集部は、この「編集長メルマガ」を
将来的には5万人、10万人に読んで頂く計画です。

このメールの趣旨に賛同を頂けましたら、ご同僚やご友人に
是非、メルマガ登録をお勧め下さい。10人以上、勧誘頂ける方には
オルタナ特製「オルタナシールセット」を差し上げます。
パソコンのALTキーに貼る、可愛いシールです。
⇒シールの希望者は、その旨、このメールに返信ください。

メルマガ無料登録はこちらから
⇒ http://www.alterna.co.jp/meruma/index.html

■オルタナ編集長お勧めイベント

映画「BASURA バスーラ」アンコール上映! 
@東京都写真美術館ホール(JR恵比寿駅徒歩7分)
10月16日(金)まで(13日火曜日のみ休み)

フィリピンのゴミ捨て場で暮らす人々を描いた四ノ宮浩監督の話題作。
http://www.basura-movie.com/

日本の子供たちに貧困問題を見つめてほしいとの思いから、
高校生以下は無料という、異色の料金体系です。

なお、配給元さまのご好意で、このメルマガをご覧になった方には、
鑑賞券を1500円のところ1300円に割引されます。

問い合わせ先:オフィスフォープロダクション 
ファックス03−5754−4148 か
メール info@office4-pro.com で
住所・氏名・電話番号をお知らせ頂ければ、
郵便振替用紙と映画鑑賞券が郵送されます。
詳細は http://www.office4-pro.com/ まで

いつもながらの長文、失礼致しました。
今後ともオルタナをよろしくお願いいたします
オルタナ編集長 森 摂
posted by setsumo at 22:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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